ラクガキタイム〜アートフル氷川参道編〜2016ご報告
ご報告です。
2016年5月8日、「アートフルゆめまつり2016」http://www.aymo.jp/?p=5536の企画の一コーナーとして、
氷川参道「平成ひろば」で「らくがきタイム(路上あそび)」をしました。
2010年11月に、大宮中銀座商店街で、やらせていただいて以来の開催。
参道の新緑がまぶしく、木漏れ日のなかで、たのしい時間になりました。
ご参加、ご協力いただいたみなさまありがとうございました。
★001 子どもも大人も。
★002
★003 ◯を書いておくと自然に「けんぱ!」がはじまります。
★004
★005 事件現場
★006 現場検証
★007 石畳一枚一枚がキャンパス。
★008 アンパンマン比率が高かったらしい
★009 巨大将棋。
★010 出会った人どうしで対局!
★011 観客もふくめ「シーン」。静かな熱戦。
★012 対局が終わると「解説」が。
★013 まだまだつづきます。
★014 こちらはオセロ。
★015 将棋に比べ、比較的家族連れでやってくださる方が多かったです。
★016
★017 こちらは「カーリング!」
★018 足のないダンボールのテーブル(「えんたくん」)でトランプ。
★019 足がないので、ひざでささえます。
だから、かわりの人が見つかるまでえんえんとつづきます。
★020 コタツのよこを……
★021
★022 移動コタツでかるた
★023 めんこ
★024 じゃんけんぽんで、ばちん!
くまもんトンカチとざぶとんを置いといたら始まってました。
★025 「埼玉さんまBOOK」を拡大展示しました。
http://3nma.net/displog/18.html
遊びの環境について、一緒に考えてみませんか?
★026
★027 イスの積み木「てるぺん」http://terupen.jimdo.com/
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★029 大きな筆を用意して、路上とめはね!
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★032 いつまでもらくがきはつづいていました。
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スタッフをしてくださった方のFB
●石井さん
https://www.facebook.com/design4one/posts/973123822801870?pnref=story
「たまたまイベントに来たり通りすがりの人が混じり合って、緩やかに遊んでる昔の路地のような雰囲気が、とても良い空気感でした。」
●小林さん
https://www.facebook.com/takahiro.kobayashi.501/posts/1063980743681673
「道行く人たちはなにかしらにひっかかって、遊んだりおしゃべりしたり。ゆるゆるとした時間が心地よかったです。」
路上将棋
https://www.facebook.com/takahiro.kobayashi.501/posts/1064041980342216
●スタッフをしてくださったKさんが声を拾ってくださいました。
Kさんの感想とともに。
◯隣でお母さんが電話中
「遊ばせる予定じゃ無かったんだけど〜、
ろう石とかで道に絵を描くのが楽しいとか言って、
帰ろうとしないのよ〜、
だからもう少しここにいる〜」
◇
◯カップル二人。
「わたしね、学童でよくけん玉やったの。
すっごく上手だったんだから〜」
◇
◯ママ二人40代
「なつかしー!!あれゴム段じゃない?
遊んだよね〜」
立てかけられたさんまブックを
じっくり読むママあり
◇
◯通りがかりのお母さん
「シャボン玉で遊びたいのですが〜」
大学生ボランティアスタッフ
「大丈夫ですよ」
……
道遊びイベントなのに、
◯◯してよいですか?
スタッフ側も 「やりましょうよ、一緒に楽しみましょうよ」では無く、「大丈夫ですよ」
意向を言う、許可をするの関係の社会なんだなぁと
心にズンときた
◇
◯若いお母さん(25,6歳、子ども4歳と2歳)
リッチそうなとても上品な雰囲気の方。
水玉のスカーフがついた白い帽子着用
「すっごい懐かしいです!!私もこうやって遊んでいました!あの頃はどこでも遊んでいたんですよ。
ろう石って今どこに売ってます?
私も自分の家の前でやりたくなっちゃった!
ろう石1つでこんなに楽しく遊べるなんて!」
……半日後トイレ前で
「先程のスタッフの方ですよね!今日は本当にありがとうございました。すっごい楽しかったです」
とベビーカーを押して小走りで寄ってきてわざわざ話しかけてくださる
先程の大学生と年齢は近いだろうに、
この方は豊かな子供時代を過ごされたのだろうと
静かに感動する
人に声をかける。
ありがとうと簡単に気持ちを伝えられる。
こんなコミュニケーションスキルは、
子供の頃の遊びの深さに由来するのか
◇
◯お隣で話すママ二人(30代)
「去年はさ、汽車ぽっぽと水鉄砲ぐらいだったじゃん。今年は遊びが豊富だよねー楽しいよねー」
と遊んでいる子供を眺める(こどもはろう石でお絵かき)
……見渡すと、
あるのはろう石、ベーゴマ、オセロぐらい。
豊富なんだ(^^)
豊富かどうかは、こどもの遊んでいる度、
楽しんでいる度なんだな。
予算的には何分の一何だろうと大人目線で考える
◇
◯終了後、スタッフ掃除中
あまりにもいろんな場所にラクガキが書かれているのをモップで消しながら。
他のスタッフが、来年は場所を決めてとか、ろう石を持ち歩かないようにとか話している中、
スタッフ40代
「本来、ラクガキってこうだよね。だって落書きなんだもん。色々書きたいよね〜」
と言いながら、笑顔で2-3歳のこどもの背の高さにある積み石への落書きを消していた。
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「お前とは約束していないから、遊ばないよ」
6年前に「埼玉さんまBOOK」をつくっているときに教えてもらった、公園で聞いた子どもの言葉です。
大人も、子どもも、知らない人とかかわるのはこわい。
仲のよい人とだけ、約束して遊ぶ。
緊張感の高い空気のなかで暮らしている、そんな私たちの社会。
たまたまそこにいる人と、そこにあるもので、
なにかをしてみる。
遊ぶってそういうことでしたよね。
そんな気持ちを思い出せる時間になったらなあという思いで企画しました。
路上将棋の対戦をしていた学生とおじいちゃんが、勝負が決まったあとに、互いに健闘をたたえあって、握手している姿が印象的でした。
また、機会があったら遊びましょう。
投稿者 hands-on : 2016年05月09日 09:24 [1ヤキイモタイムニュース!]